造形の発見
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造形はひとまず人が素材とかかわることからはじまります。当然、かかわりはさまざまな様子の変化をかもしだします。それを人が自分のしたこととして自覚することにより、造形を「表現する方法」として活かすことができるのです。造形は教育において、表現を方法として学ぶ仕方とは違う、あくまでも自分がしたことを発見し、それを自分でできることにし、そして自分がしたいことへと活かすことを学ぶ仕方です。ここでは紙とのかかわりを設定し、活動の中から生じるそれぞれの情報を共有化する「ワークショップ」を通して解説しています。