幼稚園教育実習
幼稚園は義務教育ではありませんが、学校教育法によって規定された幼児の学校の一つです。幼稚園教育実習は、幼稚園と言う教育の場で、子供達と身近にかかわりながら、子どものことや保育のことなどについて実際に、しかも具体的に学習することです。教育実習を前にしたとき、学生達は実践活動に対する期待とともにいくらかの不安や心配も抱くと思います。しかし、不安や心配は、実習に臨んだ先輩たちの活動を見ることによって解消するのではないでしょうか。幼稚園教育実習は、実習生の学年や実施する時期によって、実習の段階・ねらい・内容などが異なります。
このビデオでは、ある養成校の1年次前期(実習)と2年次後期(実習)の実習を通して、子どもと出会い、共に成長していく様子を学びながら、幼稚園教諭を目指す人たちが実りある教育実習になるように制作しました。また、実習では子供たちや保護者、実習園にとってかけがえのない日々を提供されるのですから、そのことを十分に理解したうえで実習に臨んで欲しいものです。
教育実習は、子どもたちや保育者の活力に満ち溢れた生活の場に、実習生が保育者の一人として加わり、子どもと一緒に過ごしながら、保育について実践活動を通して自らも成長する場であるものです。この巻では学生が最初に体験する教育実習を通して、はじめて子どもとかかわる姿を紹介します。
○幼稚園教育実習は
○幼稚園教諭免許状取得には
○実習の事前準備
・学内でのオリエンテーション
・実習園でのオリエンテーション
○実習の際の留意事項
○実習園の1日の流れ
・出勤(出勤簿に捺印)
・登園前の環境整備
・子どもたちの登園
・出席確認
・所持品の始末
・お手洗い
・自由遊び(室内/屋外)
・一斉活動
・昼食
・歯みがき
・休憩/自由遊び
・降園準備/降園
・清掃
・翌日の環境構成
・反省会
・退勤
○お別れ会
一年次で体験する実習は、幼稚園を知る、子どもを知る、保育を知ることが目標でしたが、2年次で体験する実習は、幼稚園教諭の専門性や役割の理解をより深め、実際に子どもたちの保育を行って、教諭としての態度や指導技術を習得します。
○実習園でのオリエンテーション
○実習生の出勤の様子
○部分指導実習の場面
・紙芝居
・手あそび
○反省会の様子
○教材研究の様子
○全体指導実習案作成の指導
・実習園の園長による作成のポイントや留意事項の指導の様子
・クラスの担任による指導(全体/個別)の様子
○全体指導実習
・指導案を提出する実習生
・事前準備の様子
・全体指導実習の場面(創作/歌唱指導/障害物リレー)
○全体指導実習の反省会
○お別れ会