障害をもつ子どもの発達臨床
1〜6歳の障害乳幼児を対象に、淑徳大学発達臨床研究センターが20年以上続けてきた系統的な治療教育を紹介。「感覚と運動の高次化理論」に基づき、子どもの詳細な発達診断を行いながら実施する個別・集団の治療教育は、特に認知的な側面と対人・自我の発達に焦点をあてたもので、トータルな療育方法として注目を集めています。
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第1巻 理論編(30分)
子どもをとらえる「視点」をどこに置くか−大人の考える「望ましい子ども像」ではなく、子ども自身の自己実現をどう援助するか、からこの療法はスタートします。発達の全体性、構造性、意味性という発達的視点による、人間理解を深める基本的な発達的枠組み「感覚と運動の高次化理論」とは何かを解説する。高次化理論による発達段階は3層からなり、第1層は能動性萌芽の時期、第2層は拒否・要求拡大の自我、第3層は関係認識的自我としてとらえ、それぞれの層の特色と関連する教材・教具について解説します。
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第2巻 療育編(55分)
発達臨床の方法は6つの療法からなります。第1層〜第3層の各層における療法の数多くの実際を、ひとつずつ紹介します。
・音楽療法(聴覚運動療法)
・粗大運動療法
・視覚運動療法
・言語・概念療法
・構造化された関係療法
・組織的集団ごっこあそび
・音楽療法(聴覚運動療法)
・粗大運動療法
・視覚運動療法
・言語・概念療法
・構造化された関係療法
・組織的集団ごっこあそび