環境構成の理論と実践
- 全2巻
- DVD
- 各巻18,000円
- 制作年月 2019年12月
【第1巻】
監修・講義
東洋大学 教授 高山静子
【第2巻】
監修
一般社団法人 G3保育環境研究会
構成
東洋大学 教授 高山静子
撮影・映像提供
なごみこども園(静岡県浜松市)
ながかみ保育園(静岡県浜松市)
かほる保育園(山梨県甲府市)
駒沢わこう保育園(東京都世田谷区)
多気の杜ゆたか園(三重県多気町)
環境構成の理論と実践
今、子どもたちの豊かな遊びと生活を支えるために保育環境の重要性が言われています。
では、なぜ保育環境が大切なのでしょうか?
それは、こどもが自律的に行動し、創造的な活動を展開するには、環境構成が不可欠であること、そしてその環境を構成するのは保育者の責務であるからです。
この映像作品は、環境構成の意義や方法など環境を良くするために大切な事項について東洋大学教授の高山静子先生が解説します。
解説のON/OFFが可能なのでアクティブラーニングの教材としても活用できます。
環境づくりに取り組もうとしても、人によって意見が違い、なかなか環境づくりが進まないことがあります。それは、それぞれの保育者がもつ「子ども観・遊び・保育観」が異なるからです。
たとえば、「保育者の役割は子どもを楽しませることだ」と考える保育者は、子どもが喜ぶおもちゃをおき、にぎやかな保育室をつくり、子どもにうける絵本を選ぶでしょう。子どもをどんな存在としてみるか、乳幼児の遊びをどのようにとらえるか、保育者の役割をどうとらえるか、この3つが、保育環境のみならず、関わり方や行事にも影響を及ぼします。
授業や園内研修で、自分のもつ子ども観、遊び観、保育観を考えるための素材として使用できます。演習を含めて1時間〜1時間半の内容になります。また、新規採用者、中途採用者に「環境を通した保育」を理解してもらうための研修用映像としても活用することができます。
【内容】
〇環境構成の意義
〇環境構成とは何か
〇環境構成の方法
〇子どもの姿から環境をつくる
〇改善のための園内研修の例
第2巻は、園の保育環境の映像と演習で構成されています。
保育環境が変わると、子どもが変わり、保育者がおだやかになり、就職希望者が増えます。子どもが豊かな遊びを広げ、自律的に生活する環境づくりを映像から学びましょう。
この巻では、環境を構成しているいくつかの園を紹介します。
【内容】
1.遊びの環境
・保育室の環境
演習 共有
演習 テーマについて話し合う
・園庭の環境演習
演習 共有
演習 テーマについて話し合う
2.生活の環境
・食事〜午睡場面(1歳児の一人の子どもを中心に)
演習 共有
・食事〜午睡場面(2歳児のクラス全体)
演習 共有
・その他の生活の環境
演習 共有
演習 話し合う
いままでに紹介した園の様子とまとめ
演習 園庭あるいは保育室の案を考える
※保育シーン 解説ナレーションON/OFF可