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意識変容の人類学

AD1006
  • 全1巻
  • DVD
  • 45分
  • 制作年月 1999年
講師
塩月亮子 日本女子大学人間社会学部助手。北里大学非常勤講師。専門は文化人類学。文化変化の視点から民俗宗教の研究をすすめている。
蛭川立  帝京大学文学部講師。専攻は心理人類学、進化心理学。進化論的な視点から、人間の自我、意識に関する研究をすすめている。
¥12,000
個数

意識変容の人類学

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シャーマニズムは、意識を変容させて神々や精霊の世界と交流する技術であり、人類それ自体と同じくらい古い歴史をもっています。人類は太古の昔から太鼓や酒、薬草などを使い、意識の状態を変容させ、この世とは異なるもうひとつのリアリティにコンタクトしてきました。このようなシャーマニズムは、辺境社会の失われゆく風習では決してありません。現在、シャーマニズムは形を変えて復活しているのです。シャーマニズムは、かたや植民地支配を受けてきた少数民族の復権の象徴として、あるいは現代人の心を解放する心理療法の技法として今まさに注目されつつあります。ここでは、ネパールやインドネシア、メキシコ、沖縄など世界各地のシャーマニズムの実例を交えながら、シャーマニズムの本質的要素である意識変容について、文化人類学と心理学の成果をもとに、社会構造との関連や脳のメカニズムという観点から解説しています。

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