軽度発達障害のある子どもたち
- 全2巻
- DVD
- 各巻25,000円
- 各巻30分
- 制作年月 2004年1月
監修・指導
国立精神・神経センター精神保健研究所 児童・思春期精神保健部 田中康雄
取材協力
社会福祉法人わこう村 和光保育園/社会福祉法人みきの家 わかくさ保育園
軽度発達障害のある子どもたち
保育所保育指針には「障害のある子どもの保育にあたっては、一人一人の障害の種類、程度に応じた保育ができるように配慮し、家庭、主治医や専門機関との連携を密にするとともに、必要に応じて専門機関からの助言を受けるなど適切に対応する」と書かれています。障害のある子どもの保育の基本は、保育者が保育の専門家の立場から障害のある子どもを冷静に客観的に観察し、同時に愛情を持って、ていねいに関わるということです。そのためには、障害の種類や特徴などを正しく理解することが欠かせません。
このビデオシリーズでは、代表的な軽度発達障害であるAD/HDおよびアスペルガー症候群(AS)を取り上げて、それらに関する医学知識を分かりやすく解説します。また、一人一人の子どもの発達状況や障害の状態に応じた個別的な関わりを、いかに保育の現場で可能にしていくか、そのための対応や援助の具体的なヒントを提示していきます。
軽度発達障害 [ 特にAD/HD、アスペルガー症候群(AS) ]を理解するための医学低基礎知識をまとめました「ちょっと気になる子ども」について、保育に携わる方々の話に、対応のヒントを求めます
○軽度発達障害の認めにくさ
○AD/HDとは
○AD/HDの代表的な3つのタイプ
○AD/HDの子どもの内的世界
○アスペルガー症候群とは
○アスペルガー症候群の臨床的特徴
○幼児期の対応の実際
ある保育園での取り組みを例に、保育での対応と支援の進め方を考えます。軽度発達障害のある子どもの、保育所および幼稚園時代の特徴と支援をまとめました
○対応と支援のプロセス
1.気になる子どもに気づく
2.学び、発達障害について知る
3.改めて子どもの様子を観察する
4.対応と支援のプランを作る(PLAN)
5.保護者への対応について検討する
6.対応と支援の実施(DO)
7.見学し(SEE)とプラン作り
8.次の段階の対応と支援の実施
9.就学に向け、申し送りの仕方の検討
○保育所・幼稚園時代の特徴と支援
○ほめるときのポイント