乳幼児へのまなざし
- 全3巻
- DVD
- 各巻25,000円
- 各巻30分
- 制作年月 2007年12月
監修
社会福祉法人恩賜財団母子愛育会
日本子ども家庭総合研究所
指導
東京家政大学 ナースリールーム 主任 井桁容子
映像提供
東京家政大学 ナースリールーム
乳幼児へのまなざし
近年、保育者に心のゆとりがなくなって保育者になった原点を忘れかけてきているようです。このシリーズは、3巻で構成されています。
この作品に登場する子どもたちの育ちとあそびの中には、キラリと光る宝物がちりばめられています。そのひたむきな姿を「ていねいなまなざし」で観るとき、子どもって観れば観るほどおもしろいという視点、保育の仕事の魅力をたくさんみつけることができるでしょう。
乳児がひとりで黙々とあそんでいるときに、「ていねいなまなざし」でその時間を共有してみると、驚くほどの集中力やあそびの意図があることに気づかされます。この巻では、乳児のあそびが大人に依存した物だけではなく、その子なりのこだわりや意図や目的をもった主体的なものであり、乳児には驚くべき能力があることに気づくことができるでしょう。
■0歳児の集中力(空き缶あそび)
空き缶であそぶ子どもが、その都度いろいろに変化するおもしろさに、繰り返しあそび続ける
■1歳児のねばり強さ(スリッパはくぞ!)
スリッパを履くことに延々と挑戦し続ける子ども
集団保育の最大の長所は、自分以外の仲間の感性や創造性に触れてその楽しさを共有できることにあります。この巻では、一人の保育者のまなざしに添って記録されたありのままの保育実践の様子から、保育者の役割やことばかけ、子どもの行動の意味付けなど乳幼児保育のなかの複数で係わり合いながらあそびが展開する様子を観ることができます。
■あそびのゆたかさとかかわり合い(お水が爆発だあ〜) シャトレーナであそぶこともたち
■とりかえっこ 強引におもちゃを取り上げるが、結局はとりかえっこになり
■お砂場がなくなっちゃった! 砂場の周辺で水あそびをする子どもたち
子どもの行為を大人たちが「いたずら」と見るときの視点の中心にあるものは、「困った行為」だから「やめさせて教える」ということが多いようです。ある日、毎日のように水道に張り付いて離れない1歳児の行為を「ダメ!」「やめなさい!」と止める前に何がそんなにおもしろいのかをよく見てみようという思いから保育をしながら映像に収めてみました。
■小さな研究者(1歳児) 水道のところで水遊びをする子ども あそびが次々と発展する
■大胆な研究者(2歳児) 室内の洗面所のところで水遊びをする子ども
■視点を変えてみてみましょう 大胆な水遊びをもう一度見ていただき、みなさんに考えていただきます