3法令と障がいのある子どもの教育・保育
- 全2巻
- DVD
- 各巻25,000円
- 各巻60分
- 制作年月 第1巻 2018年10月/第2巻 2019年1月発売予定
監修・副音声解説
四季の森幼稚園園長/玉川大学教育学部教授 若月芳浩
撮影協力
学校法人育愛学園 四季の森幼稚園
3法令と障がいのある子どもの教育・保育
この作品では、障がいのある子ども、かかわりの難しい子どもの教育・保育について、幼稚園教育要領などの3つの法令に沿って解説した上で、実際の教育・保育の場面をみながら、考えを深めていきます。
「幼稚園教育要領」と「保育所保育指針」そして「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」いわゆる3法令は、平成30年度から新しいものが施行されています。この3法令では、小学校以降での教育との連携も見据え、『幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿』が示されています。この姿は、もちろん障がいのある子どもにとっても非常に重要なものです。『10の姿』実現のために保育者に求められることは、障がいのあるなしにかかわらず、目の前にいる一人一人の子どもを、 肯定的な視点から理解することです。「インクルーシブな教育・保育」とは、障がいのある子どもなど、多様な子どもたちと共に生活を営むための、非常に大切な概念です。
この巻では、3歳、4歳の障がいのある子どもの、インクルーシブな教育・保育を実践している幼稚園で過ごす生活・遊びの場面をじっくりを観察することで、インクルーシブな教育・保育を体験し、考えを深めます。生活・遊びの場面では副音声解説のON/OFF 切り替えが可能です。副音声解説では、四季の森幼稚園の園長で、玉川大学教育学部教授でもある若月芳浩先生が、子どもたちの学び、園の方針や保育者の関わりの意図などについて解説します。
インクルーシブな教育・保育を実践し、幼児期の間にひとりひとりの子どもの内面を理解した教育・保育を実現できても、それを小学校以降の教育に引き継ぐことができなければ意味がありません。幼保小連携の重要性は、3法令でもはっきりと示されています。この巻では、インクルーシブな教育・保育を実践している幼稚園に通う発達障がいを持つ5歳の男の子の、小学校進級を控えた秋ごろの生活・遊びの場面を紹介します。また、この男の子の担任保育者にインタビューし、幼稚園入園から年長クラスに進級するまで、どのように見守り、関わってきたかをお聞きします。この巻も生活・遊びの場面にはON/OFF 切り替え可能な副音声解説を収録しています。