Oh My GOD!: Religions of the World Series
- DVD
- 各巻30,000円
- 各巻25分
- 制作年月 2013年
英語スクリプト付
対象レベル:C・A(大学・成人、一般レベル)
制作
Film Ideas
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Oh My GOD!: Religions of the World Series
このシリーズは、様々な宗教の教えや慣習、宗教に基づく日常生活を興味深く描き出していきます。多様な伝統や社会的活動を紹介しながら、若者やその家族の目、そして彼らの魂の導き手の目から、信仰がどのようなものなのかを明らかにしていくのです。神を探し求めるこの旅の案内役は、テヴィヤ・ヘラー。テヴィヤは多くの若者と接し、会話を重ねます。その率直で生き生きとした振る舞いからは、宗教の信仰や実践がどのようなものかということが人間味のある姿で浮かび上がってくるでしょう。何を信じているのでしょうか? どのようことに従うのでしょうか? それが自分にとってどのような意味をもつのでしょうか? ?? こうした問いをテヴィヤは投げかけていきます。
宗教を学べば、学生たちは、多様な文化への優れた感受性、他の方法では得られない感受性を身につけることになります。多くの宗教にまつわる事柄をもつ現代社会では、主要な宗教とその信仰をもつ人々を理解し、受け入れることがきわめて重要でしょう。社会科全国協議会の表現を使えば、「宗教についての知識をもつことは、教養ある人間になるために必要な要素であるだけではありません。多様性に満ちた世界で生き、多様な人々を理解するために、宗教の知識は絶対に不可欠なものなのです。」
「オー・マイ・ゴッド!」は事実に基づき、公平な態度を重んじ、人々を特定の宗教に促すようなことはしません。このようなバランスの取れたアプローチを用いているため、世界の主要宗教を学ぶ授業で使うのにも、比較宗教学の授業で使うのにも適した教材となっています。宗教について教えるとき、そして特定のバイアスを避けたいときには、このシリーズなら安心して使えるでしょう。
一番良い信仰とは何も信仰しないことではないでしょうか。冒頭で、テヴィヤは墓地で問いかけます。天国と地獄を信じないなら、死とは何を意味するのか? その後、テヴィヤはカナダ自由思想協会の会長と会います。カナダ自由思想協会は、「神が存在しないことはほぼ間違いない。だから、心配することはやめて、人生を楽しもう」というスローガンを掲げ、小さな論争を引き起こしました。最後にテヴィヤは神を求めている自分に気づきます。
仏教は世界で3億人以上の信者をもちます。仏教徒は、生き方としても悟りを目指します。一人の僧侶がテヴィヤの心をなだめようとしますが、まずはお祝いです。ブッダの誕生日を祝う行事に導かれ、そこで施餓鬼と遭遇します。
カトリックは、キリスト教世界で群を抜いて大きな宗派です。教皇という存在から告解の場にいたるまで、何がカトリックを2000年も続く信仰たらしめているのかをテヴィヤは学んでいきます。
主要なキリスト教教会の多くが衰退していくなか、福音派は21世紀において大きな力を保っています。世界で21億人もの信者がいる以上、福音派には人々の心に強く訴えるものがあるに違いありません。テヴィヤは、毎週ロックミュージックを使って礼拝を行う牧師に出会うことになります。
テヴィヤは森深くに入り、北アメリカ大陸の最初の原住民、ファースト・ネーションズの考え方や生き方を探し求めます。テヴィヤはウェブ上でヘッドドレス、住居、儀式用の小屋などを見ていましたが、ファースト・ネーションズの人たちが本当に何を信じ、彼らの儀式がどのようなものなのかについて実際には何もわかっていませんでした。二人の若き先住民族と会い、テヴィヤは彼らの信仰を直接知ることになります。
テヴィヤは魂の救いを求める探求を始め、約9億人も信者をもつヒンドゥー教を調べます。若きガイドのクリティカとともに、戦いの女神ドゥルガーをたたえる祭に参加します。また、リトル・インディアを探求しながら、カタックダンスを学びます。
イスラーム教は全世界に16億人もの信者をもちます。この宗教のうちにテヴィヤが求めるものがみつかるかもしれません。テヴィヤはTARICイスラムセンターを訪れ、祈りの前に身を清めることがなぜ重要なのか、ハラールとは何か、ムハンマドの生涯がどのようなものか、ムスリムなら何をしなければならないのかを学びます。
テヴィヤは信仰への探求を続け、ユダヤ教ハシド派(超正統派)の歴史と伝統を知ることになります。ラビのカプランや新しく知り合った友人たちは、ユダヤ教の少年のもっとも重要な儀式バーミツバ(成人式)を見せたり、プリムの祭りに加わるようにテヴィヤを誘ったりします。食事にも誘われたテヴィヤは、知りたくて仕方がなかった疑問の答えをラビから聞くことができるのでしょうか。「ユダヤ教徒はなぜベーコンを食べることができないのでしょう?」
テヴィヤは都会を離れ、別世界に入っていきます。テクノロジーがタブーとなっている世界、つつましい生活が営まれている世界です。メノー派の人々はこのような世界に住み、文明の利器を捨て、馬車を駆り、あつい信仰に支えながらもシンプルな礼拝を行っています。都会的で洗練されたテヴィヤは牛のオークション、手作業での耕作、キルト刺繍をうまくやり遂げられるのでしょうか?
キリスト教の中でもっとも成長著しい教会がペンテコステ派です。ここでは、聖霊がとりわけ重んじられます。テヴィヤはペンテコステ派の教会での賑やかな礼拝に参加します。ペンテコステ派の信仰をもつ人たちは異言を話し、床で身もだえし、霊的な癒しを得る経験を重ねていきます。テヴィヤはバイブルキャンプに加わり、ペンテコステ派の若者たちが聖霊をどのように感じ、洗礼をどう受けるかを目撃します。
ドレッドヘア、レゲエ、ボブ・マーリーと結びつく「ラスタ」。テヴィヤは、ラスタの信仰の背後にある真実を解き明かしてくれる若者と出会います。
着物を着て、剣術を学んだり、茶道を学んだりしながら、テヴィヤは日本古来の信仰の秘密を探っていきます。
テヴィヤはシク教徒の行いやターバンや短剣などのシク教のシンボルを知ります。教祖にして初代グルである15世紀のグル・ナーナク、その生誕のお祝いの日にテヴィヤは様々なことを学んでいきます。どのように、またなぜシク教徒が祈るのか? たくさんの人のために菜食主義の料理を作るのはなぜか? なぜ戦士を聖者のように崇めるのか? なぜ貧困のための戦いは聖なる義務なのか?
現実の魔女たちはほうきにまたがり、魔法をかけるのでしょうか。テヴィヤは植物に話しかけ、媚薬を試し、ウィッカの土地で十代の魔女たちと友人になります。しかし、ウィッカの高位聖職者が歓待の儀式の一環として、入浴をするように指示したとき、テヴィヤは少し不安になりました。
2500年前、ゾロアスター教は世界でもっとも力をもつ宗教でした。イスラーム教やユダヤ教やキリスト教の発展にも大きな影響を与えています。今日では、もっとも小さな宗教の一つになり、若干のごく小さな地域で信仰されているにすぎません。テヴィヤは神聖な新年のパーティーや聖なる成人の儀式に参加します。そこには、ゾロアスター教でもっとも崇められるシンボル、3500年もの間燃えつづける炎がありました。
テヴィヤは、ヨルダン川西岸地区のアラブ系キリスト教徒の高校生に出会います。そして、イエスが登ったとされる階段を歩きながら、なぜすべてのキリスト教徒にとってエルサレムがきわめて神聖なる場所なのかを明らかにしていきます。
テヴィヤは、イスラーム教を信仰するパレスチナ人と会います。そして、なぜすべてのムスリムにとってエルサレムがきわめて神聖なる場所なのかを明らかにしていきます。
テヴィヤは、映画学科のユダヤ人学生と会います。そして、なぜすべてのユダヤ教徒にとってエルサレムがきわめて神聖なる場所なのかを明らかにしていきます。